看護師の第二新卒の杜 - 転職のお悩み解決 –

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第二新卒の看護師を取り巻く環境 統計データと考察

   

看護師を志し、資格を取得してナースになったはずなのに、「ナースを辞めたい・・・」と考えている方は少なくありません。就職後1年未満~3年程度で離職する「第二新卒」のナースが増えている現状や、日本看護協会が発表しているデータを見ながら、なぜ離職率が高いのか考えて行きましょう。

13人に1人の新人看護師が、1年内に離職する!

日本看護協会が2014年3月に発表したデータによりますと、2013に就職した新卒看護師のうち7.9%が1年以内に離職しました。13人に1人の新人看護師が、1年以内に職場を去った計算になります。ここ数年の統計を見ましても、新人看護師の離職率は7~9%と若干減少はしているものの高い数字であることは変わりありません。

離職の理由とは

では、看護師を志してから何年も勉強や実習を行い、やっと一人前のナースになったばかりなのに、なぜ1年以内と言う短期間で看護師を辞めてしまうのでしょうか。辞めた原因を突き止めるために、職場環境と労働環境について探っていきましょう。

大病院ほど離職率が少ない

病床数が多い病院ほど、新人看護師の離職率が低くなる傾向にあることも、同じく日本看護協会の調査により報告されています。これは何を意味するのでしょうか。
一般に大病院は、ナースの給与が高く、特に新卒ナースに向けた研修や勉強会などが充実している傾向にあります。反対に述べるならば、給与が低くサポート体制が整っていない環境では、ナースは働く意欲をなくしがちになりやすいと言えるのです。

夜勤が少ない職場ほど離職率が少ない

職場の看護師数や専門科にもよりますが、一般的には看護師の夜勤は1カ月72時間以内と決められています。1カ月の夜勤が72時間を超える看護師がいる割合別に統計を取ると、夜勤時間が超過する看護師が増えれば増えるほど、離職率が高まっていることが分かります。
反対に72時間を超える看護師が10%未満の職場では、新人ナースの離職率は6.2%と平均的な数値よりもかなり低くなっています。このことから、職場の看護師数が十分にある職場ほど、離職率が少ない良い労働環境ということができます。

職場環境をリサーチしましょう!

仕事を始めてから「こんなはずではなかった・・・」とならないためにも、職場環境をしっかりリサーチすることが、ナースとして長く勤めるポイントになります。給与や夜勤の回数、ナースが十分に足りている職場なのかなど、就職前にチェックするようにしましょう。
また、就職してすぐに辞めたいと思うことは、特別なことではないことも覚えておきましょう。ナースと職場にも「相性」があります。「相性」のよい職場に出会うために転職して見るのも、前向きな結論の一つなのです。

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